HIV以外の性病、性感染症の治療

B型肝炎 性器クラミジア感染症 淋病 梅毒 カンジダ症の治療

性病・性感染症の治療について

B型肝炎、性器クラミジア感染症、淋病(淋菌感染症)、梅毒、性器カンジダ症の治療方法をご紹介します。

 

HIVの治療について
トリコモナスの治療について
性感染症の症状や検査について

 

B型肝炎の治療

 

B型肝炎ウイルスであるHBVは多くの場合感染しても発病せず自然治癒するか、急性肝炎を発症した後に自然治癒します。

 

しかし、慢性肝炎となりキャリア化するとHBVはHIV同様に完全に排除することができないため、一生治療が必要になることもあります。

急性肝炎の治療

急性肝炎は風邪のような症状や倦怠感、吐き気、黄疸(おうだん:皮膚や白目が黄色くなる)などの症状が現れます。

 

基本的には治療の必要はなく、症状が治まるまで安静にしていることが大切です。

 

まれに劇症化し強い症状が出る場合がありますがその時は治療が必要です。

B型慢性肝炎とは

慢性肝炎は放置すると肝硬変から肝臓がんへと進行していくやっかいな病気です。
症状の現れ方は倦怠感、食欲不振、黄疸などですが症状として現れないことも多く、気付かず放置されることも少なくありません。

B型慢性肝炎の治療

慢性肝炎の治療は抗ウイルス薬の投与が行われます。
大きく分けてインターフェロン(INF療法)と核酸アナログ製剤があります。

インターフェロン

主に患者が35歳未満の場合に用いられます。年齢が高いと効果が下がる傾向があります。
注射による投与となります。

 

うまくいくと薬の投与を中止してもHBVは増殖せず肝炎が治まります。

 

欠点として副作用が強く、使用初期にインフルエンザに似た症状が現れたり、倦怠感、関節痛、筋肉痛などが起こります。
その後症状が和らぎますが、うつ病、貧血、脱毛などの症状が現れる場合もあります。

核酸アナログ製剤

内服薬です。主に35歳以上の患者に用いられますが、35歳未満でも肝炎が進行してしまった人などに用いられます。
インターフェロンより副作用は軽いですが、薬の服用を中止すると肝炎は再発します。
また長期服用により薬に耐性を持ったウイルスが現れる可能性があります。

その他の治療法

インターフェロンや核酸アナログ製剤が何らかの理由で使用できない場合や効果が無い場合、肝庇護療法(肝臓の炎症を抑える)、肝移植、免疫療法(ステロイド投与)などが行われる場合があります。

 

注射

性器クラミジア感染症の治療

 

クラジミアに対しては抗菌薬の投与が行われます。
抗菌薬とは抗生物質を人工的に合成したもので、役割は抗生物質と同じです。抗生剤と呼ばれることもあります。

 

主にマクロライド系と呼ばれる抗菌薬が用いられ、その他にニューキノロン系、テトラサイクリン系が用いられます。

 

セックスパートナーに対する治療も必要となります。

 

淋病(淋菌感染症)の治療

 

抗菌薬の投与が行われます。
淋菌は薬剤に対する耐性が進んでいるため注意が必要です。

 

経口で服用するタイプでは効果が得られないことが多く、注射による投与が一般的です。
抗菌薬は通販による購入も可能ですが、以上の理由から病院で治療を受けることをお勧めします。

 

主にセフェム系のセフトリアキソンが用いられます。他にセフォジジムやアミノグリコシド系のスペクチノマイシンなどが用いられます。

 

セックスパートナーに対する治療も必要となります。

 

梅毒の治療

 

主に抗生物質であるペニシリンGが用いられます。
ペニシリンにアレルギーがある場合、マクロライド系やテトラサイクリン系の抗菌薬が用いられることがありますが、妊娠している場合テトラサイクリン系は使えません。

 

性器カンジダ症の治療

 

主にイミダゾール系抗真菌薬の投与が行われます。

男性の場合

軟膏やクリームを性器に塗布します。
包茎の場合再発しやすいので、包茎治療が効果的です。

女性の場合

膣錠の挿入や軟膏を性器に塗布します。
病院で膣洗浄を行うことも効果があります。

 

 

HIV、B型肝炎、クラミジア、淋病、梅毒、カンジダの症状と郵送不要の検査キットについて